【AWS-CLF】合格!に一歩近づくための勉強方法のご紹介

2024年2月4日

こんにちは、kadです。

kad

今回はAWS基礎レベルのAWS CLFの資格を取得するための勉強方法を紹介します。

私は普段、サーバやクラウドに携わるインフラエンジニアとして業務を行なっており、毎日といっていいほどAWSに触れています。AWSは本当にサービスが多くあり、私が業務で扱っているサービスはほんの一部のため、まだまだ知らないことが多くあります。

AWS認定資格は、数多くあるAWSサービスの知識を得たり、実務を想定した対応方法などが学べるので、AWSに関わる人にはぜひ取得をオススメする資格です。

AWS CLF(以下CLF)は、エンジニアに転職する前にプログラミングなどを学習する過程でAWSのことを知り、どんなものか知ってみたいなーという思いで取得しました。
CLFは基礎レベルの資格で、AWSではこんなことが出来るんだ!というのを体系的に学ぶことができます。エンジニア転職前に取得していたことで、転職後もAWSへの抵抗感なく業務をスタートすることができました。知っているのと知らないのではやはり違います。

これからAWSを使ったクラウドエンジニアを目指す方、AWSを使ってみたい方などは初めの第一歩としてこの資格を目指すのをオススメします。

そんな方々の参考になるべく、私が実践した勉強方法を紹介いたします。

AWSとは

まずAWSとは、正式には「Amazon Web Services」といい、Amazonが運営しているクラウドサービスです。GoogleやMicrosoftなども同様にクラウドサービスを提供していますが、AWSがシェアNo1のクラウドサービスとなります。

AWSでは、アプリケーションの開発やAI・機械学習、Iotなど200を超えるサービスを使用して行うことができます。個人的なブログから事業、研究など様々な場面で活用されています。

クラウドサービスの市場規模は年々増加しており、今後も増加していくことが予想されています。
開発エンジニアでもクラウドを扱えないといけない時代になっており、クラウドを扱うインフラエンジニアには必須と言っても過言ではないスキルになってきております。

AWS認定資格

AWS認定資格は基礎、アソシエイト、プロフェッショナル、専門分野に別れており、全部で12個の資格があります。各試験の概要は以下をご参考ください。

CLFは基礎に位置付けられる資格となり、AWSの入門レベルの資格となっております。

CLFは6カ月程度のAWS実務経験がある方を対象にしている試験ですが、特に受験資格はなく、きちんと対策をすれば、AWSに触らずとも合格することは可能です。(AWSに関わっていきたい方はAWSに触れた方が良いというのは言うまでもないですが)

これからAWSに関わる方、クラウドエンジニアを目指す方にとっては、まずCLF取得を目指し、AWSとはどんなものなのか学んでみるのが良いと思います。

試験について

試験を受けるためにはAWS認定アカウントを作成する必要があります。以下より登録をしましょう。

アカウントの登録が完了したら試験の予約を行います。
試験は年中実施されているため、学習をして万全の準備をしてから受験を考えたい!と感じるかもしれませんが、まず試験の予約をしてしまった方がよいでしょう。
AWS試験は人気のため、自宅で受験する場合などは週末がすぐに予約が埋まってしまうなど、早めに予約をしないと希望の日時に受験できなくなります。(私は見事に希望日に受験できず、想定より少し時間がかかってしまいました。)
また、試験日を決めずに学習をすると、だらだらと学習をしてしまい、受験するまで長い時間がかかってしまいます。期間を決めて、集中して学習を進めましょう!

試験の概要は以下にまとめます。

必要試験CLF-C01
試験時間90分
出題数65問
出題形式CBT方式(択一選択問題、複数選択問題)
受験場所試験センターまたは自宅(ピアソンVue)
受験料11,000円(税別)
合格点数1000点満点中、700点

試験は試験センターでも自宅でも受験することができます。
私は、会場に行くのが面倒くさい!!という理由から自宅で受験しました。自宅受験はPCのカメラで監視されながらの試験となり、初めはそれなりに緊張します。

試験の合否は試験終了後、すぐに分かります。
合格すると認定デジタルバッチや次回受験時の50%OFFバウチャー券などの特典をもらうことができます。

kad

複数のAWS認定試験の受験を考えている方にとって、特典はかなりうれしいです!

勉強期間

勉強期間は1〜1.5ヶ月ほど、時間だと目安50時間くらいかと思います。

私はエンジニアになる前の「AWSって何?」という状態から学習を始めました。もちろんAWSに触れたことはありません。勉強は、休日にやり込んだわけでもなく、平日も休日も同じペースで毎日1〜2時間ほど学習し合格できました。

業務などでAWSを使っている方はもっと早い時間で取得できると思います。

具体的な学習方法は以下で紹介します。

オススメする勉強法

①AWSに触れる

「AWSって何?」という状態だったため、習うより慣れろ!ってことでまずはAWSに触ってみようと思いました。
・・・とは言ってもどうやって触ればよいかすらわからなかったため、udemyの講座を使い学習を始めました。

udemyはオンライン講座を購入して動画で学習をしていく形のサービスです。講座は通常価格はまあまあのお値段がしますが、月に何度かセールを行っており、最大で90%超の割引となるので、セールを狙って購入した方がお得です。(私はセールでしか購入したことがありません。)

おすすめの講座は以下の「AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得」です。

https://www.udemy.com/course/aws-and-infra/

この講座では実際にAWSにアカウントを作成して、ハンズオンでAWSを体験することができます。AWSの概要や主要サービスについて、分かりやすく説明されており、実際に手を動かしながら学習できるので、理解が早いです。

AWSは登録後1年間は無料枠があるため、料金もほとんどかかることはありません。
※作成したリソースを放置しておくと料金が発生するため、注意してください。

IT資格の人気オンラインコース 常に最新の学びを!対象コースが¥1,800から

②本による勉強

実際にAWSに触れて、どんなものかなんとなくわかった後は試験対策本にて学習をしました。

使用したテキストは「AWS認定試験対策 AWS クラウドプラクティショナー」です。
試験対策と題名にあるように、試験に出る範囲だけが掲載されています。

試験範囲だけとは言ってもAWSやクラウドの基本概念や各主要サービスの基本的な内容が掲載されており、エンジニアになって最初の頃は忘れているサービスについて読み直して復習をしていました。エンジニアになった後も基本的な教科書的に使用することもできると思います。

①のudemy講座は試験対策の講座ではなく、試験に出るサービスを全て体験することはできないため、このテキストを一通り読んで、どんなサービスが試験に出るのかを把握しておくことをオススメします。

③模擬試験

試験範囲を学習した後は、試験問題に慣れるために問題をひたすら解きました。
ハンズオンや本で自分の中では理解ができたと思っていても、問題文で問われると回答に迷ったりするものがあります。インプットの後はアウトプットで理解を深めていきます。

模擬試験もudemy講座を利用しました。
講座は以下の「この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(8回分520問)」を利用しました。

https://www.udemy.com/course/aws-4260/

この講座では基本、本番、応用の3つのレベルに分かれた8回分の模擬試験を受けることができます。模擬試験で繰り返し問題を解くことで、問題の傾向に慣れ、本番の試験でも戸惑うことなく問題に取り組むことができます。

講座の応用レベルは正直、実際の試験よりも難しい内容になっており、最初は全く解けません。
しかし難しい問題に取り組んでおくことで、本番がとても楽に感じます。

私はこの模擬試験で8〜9割解けるようになってから試験に臨み、合格することができました。
個人差はあると思いますが、この問題に取り組んでいれば、合格に近づくと思います。

その他、AWSでも公式の模擬試験を無料で公開しているので、やってみるのもいいと思います。(自分が受験した時は模擬試験が有料だったため公式のものは利用しませんでした。)

まとめ

AWS CLFのまとめ

AWS CLFはAWSの入門レベルの資格

業務などでAWS関わる方には取得をオススメする資格

・AWSに触ったことのない初心者でも取得が可能

・学習ツールは本やオンライン(udemy)が理解しやすい

実際にAWSに触れることで理解が深まる

AWS CLF試験について私が取り組んだ内容を紹介させていただきました。

AWS CLFでは、AWSの基礎を身につけることができるため、これからインフラ・クラウドエンジニアを目指す方などにはオススメする資格ですので、ぜひ目指してみてください。

その他にもエンジニアを目指す方にオススメの資格を紹介しておりますので、ご参考ください。

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